社会福祉協議会とは

社会福祉協議会は、地域の皆さんと一緒になって、一人ひとりが安心して暮らせる「住みよいまち」を目指す民間の組織です。

地域や地域住民のニーズを把握し、福祉活動の場所づくり・仲間づくりの援助、福祉サービスの企画・実施を行います。
また、「住みなれた地域で家族、近所の方達と共に可能な限り地域で暮らしていく」という思いを実現するために、住民の皆様のご理解とご協力を得て地域福祉サービスの向上に取り組んでいきます。

 

社会福祉協議会の機能

住民福祉活動を推進する機能

地域住民と協力し、福祉ニーズを的確に把握し、地域の福祉課題を明らかにするために社会福祉調査などを実施、問題解決に向けて福祉活動を推進します。社会福祉協議会は、住民の皆さまと共に福祉問題を考え、解決にあたる活動をすすめています。

 

関係者の連携を図る機能

住民の力と、社会福祉に携わる団体や人々、保健・医療・教育・労働といった幅広い関連分野の関係者と協力体制をとっています。社会福祉協議会は、福祉の分野だけでなく、保健・医療の関連分野を含めた関係者との連絡調整を図りながらネットワークづくりをすすめています。

 

福祉活動や事業を企画・実施する機能

地域にあった助け合い活動や住民参加型福祉活動等を企画し、展開していきます。

 

調査研究と開発の機能

地域の福祉ニーズや福祉活動の実態を調査研究し、それに基づいて新しい活動を開発していきます。

 

計画策定と提言の機能

福祉課題を的確かつ継続的に応えていくために、住民参加による地域福祉活動計画を策定(見直し)していきます。

 

広報活動の機能

社会福祉の理念や福祉制度、サービス等について、広く住民や関係者の理解を得ていただくため、ホームページや広報紙(さざんか)の発行により情報提供を行っていきます。

 

福祉活動支援の機能

地域で実施されている住民の自主的・自発的な福祉活動や各種団体の活動を支援します。

 

社会福祉協議会 5つの原則

1.住民ニーズ基本の原則

調査や住民の要望、福祉課題把握に努め、住民のニーズに基づく活動を基本にすすめています。

 

2.住民活動基本の原則

住民の地域福祉への関心を高め、そこから生まれた自発的な参加による組織(地区社会福祉協議会)を基盤として活動をすすめています。

 

3.民間性の原則

民間組織らしく、開拓性、即応性、柔軟性を生かした活動をすすめています。

 

4.公私協働の原則

社会福祉、保健・医療、教育、労働等行政機関や民間団体との連携をはかり、行政と住民組織との協働による活動をすすめています。

 

5.専門性の原則

住民の活動の組織化、ニーズの把握調査、地域福祉活動の計画づくりなど、民間福祉の専門性を生かした活動をすすめています。